********************************************************************** * IBM ServeRAID デバイス・ドライバー * * バージョン 3.50 日本語版 * ********************************************************************** この README ファイルには、下記の IBM ServeRAID アダプター および コントローラのファイルのインストール方法が記述されています。 o DOS 用 CD-ROM ドライブ デバイスドライバー o Microsoft Windows NT 用の デバイスドライバー および バック グランド サーバー コンポーネント o IBM OS/2 Warp Server、IBM OS/2 LAN Server、Novell NetWare バージョン 3.12、4.1X、および 5.0 用の デバイスドライバー、 管理/モニター プログラム および バックグランド サーバー コンポーネント 注: -- 1. UnixWare 7.0 用のデバイス・ドライバーおよびファイルのインストー ル方法に関しては、"IBM ServeRAID Device Drivers for SCO Operating Systems Diskette"で提供されている README ファイルを参照してくだ さい。 2. 現在の ServeRAID ディスケットの説明 および 各バージョンで提供さ れている変更や新機能の詳細情報については、"IBM ServeRAID BIOS/ Firmware Update Diskette" に含まれている README ファイルを参照 してください。 IBM ServeRAID および サーバー製品の詳細な情報については、 http://www.pc.ibm.com/support を参照してください。 ____________________________________________________________________ 目次 ____ 1.0 ブート可能 CD の使用 ... 1.10 CD-ROM アクセス用 DOS デバイス・ドライバーのインストール ... 1.20 ServeRAID Boot CD-ROM 機能の使用 2.0 Microsoft Windows NT 用デバイス・ドライバーのインストール ... 2.10 Windows NT インストール中のファイルのインストール ... 2.20 Windows NT インストール後のファイルのインストール ... 2.30 Windows NT 3.5X でのバックグランド・サーバーのインストール ... 2.40 Windows NT 4.0X でのバックグランド・サーバーのインストール 3.0 NetWare 用デバイス・ドライバーのインストール ... 3.10 NetWare 3.12 インストール中のファイルのインストール ... 3.20 NetWare 3.12 インストール後のファイルのインストール ... 3.30 NetWare 3.12 用バックグランド・サーバー・コンポーネントの インストール ... 3.40 NetWare 4.1X または 5.0 インストール中のファイルのインストール ... 3.50 NetWare 4.1X または 5.0 インストール後のファイルのインストール 4.0 OS/2 用デバイス・ドライバーのインストール ... 4.10 OS/2 インストール中のファイルのインストール ... 4.20 OS/2 インストール後のファイルのインストール ... 4.30 管理/モニター プログラムの始動 5.0 見つかっている問題・現象 6.0 商標および特記事項 _____________________________________________________________________ 1.0 ブート可能 CD の使用 _________________________ ソフトウェアをインストールするために、CD-ROM ドライブ または ブート 可能 CD を使用しなければならない場合があります。この章には、DOS 用 CD-ROM デバイスドライバーのインストール方法と ServeRAID ブート CD 機能の使用方法が記述されています。 1.10 CD-ROM アクセス用 DOS デバイスドライバーのインストール ----------------------------------------------------------- 下記の手順で、ServeRAID アダプター または コントローラに接続されてい る CD-ROM ドライブをアクセスするために必要なデバイスドライバーをイン ストールしてください。 1. DOS がまだインストールされていない場合は、ServeRAID アダプター または コントローラに接続されている 始動(ブート)ドライブに DOS をインストールします。 2. "ServeRAID Device Driver and Administration/Monitoring Diskette" をディスケット ドライブに挿入し、DOS プロンプトで次のように入力 します: A: 3. Enter を押して、次のように入力します: CD DOS 4. Enter を押して、次のように入力します: UINSTALL 注: CHEV US コマンドで DOS を英語モードに切り替えてから上のコマ ンドを入力してください。 5. Enter を押します。画面に表示される指示に従って、CD-ROM ドライブ をアクセスするために必要なデバイスドライバー および サポート プログラムのインストールを完了します。 1.20 ServeRAID ブート CD-ROM 機能の使用 ---------------------------------------- ServeRAID ブート CD-ROM 機能を使用するには、下記の手順を行ってくだ さい: 1. サーバーを電源オンします。 2. ServeRAID BIOS メッセージが表示されたら、Ctrl+I を押します。 3. Mini-Configurator メニューから Advanced Functions を選択します。 4. Advanced Functions メニューから Boot CD-ROM and INT13 Extensions を選択して、Enter を押します。 5. Boot CD-ROM Configuration メニューから BIOS Support for Bootable CD_ROM を選択します。ブート CD-ROM 機能を使用するには、パラメータ が Yes に設定されていることを確認してください。 6. メニューから Save Configuration in Adapter を選択して、Enter を 押します。 7. ServeRAID Mini-Configurator を終了し、システムを再起動します。 ____________________________________________________________________ 2.0 Windows NT 用デバイス・ドライバーのインストール ____________________________________________________ この章には、2 通りの ServeRAID デバイス・ドライバーのインストール 方法が記述されています: 一つは Windows NT のインストール中に使う 方法で、一つは既に Windows NT がインストールされているときに使う 方法です。 デバイス・ドライバーのインストール後、2.30 および 2.40 の節に記述 されている手順でバックグランド・サーバー・コンポーネントをインス トールしてください。 2.10 Windows NT インストール中のファイルのインストール ------------------------------------------------------- Windows NT インストール中に ServeRAID ファイルをインストールするに は、下記の手順を行ってください: 1. Windows NT ブート ディスケットをディスケット・ドライブに挿入 または Windows NT CD を CD-ROM ドライブに挿入して、サーバーを 再起動します。 2. "セットアップはシステムのハードウェア構成を検査しています..." メッセージが表示されたら、F6 キーを押します。 3. ファイルのロード後、アダプターを選択するための画面が表示された ら、'S' を押して追加装置を指定します。 4. 次のウィンドウが表示されたら、リストから「その他」を選択します。 5. "ハードウェア メーカー提供のサポート ディスク"を挿入してくださ い" と表示されたら、IBM ServeRAID Device Driver Diskette をディ スケット・ドライブに挿入します。 6. "IBM ServeRAID Adapter" を選択して、Enter を押します。"ファイル を読み込んでいます (IBM ServeRAID Adapter)..." というメッセージ が表示されます。 7. プロンプトが表示されたら、Enter を押して続行します。 8. Windows NT のマニュアルの指示に従って、通常のインストール・プ ロセスを続行します。 9. インストールが完了したら、最新の Service Pack を適用します。 2.20 Windows NT インストール後のファイルのインストール ------------------------------------------------------- Windows NT インストール後に ServeRAID ファイルをインストールするに は、下記の手順を行ってください: 1. "IBM ServeRAID Device Driver Diskette" をディスケット・ドライブ に挿入します。 2. 「スタート」メニューから「設定」を選択して、「コントロール パネ ル」を選択します。 3. 「SCSI アダプタ」を選択して、「ドライバ」タブをクリックします。 4. 「追加」をクリックして、「ディスク使用」をクリックします。 5. 「配布ファイルのコピー元」フィールドに次のように入力します: a:\nt 6. 「OK」をクリックし、次のダイアログボックスでも「OK」をクリック します。 7. 「現在インストールされているドライバを使いますか、それとも新し いドライバをインストールしますか?」というメッセージが表示され たら、「新しいドライバ」をクリックする。 8. IBM ServeRAID ファイルのフルパスを入力するよう指示されたら、次 のように入力します: a:\nt 9. 「続行」をクリックします。デバイス・ドライバーのインストール後、 システムを再起動します。 2.30 Windows NT 3.5X でのバックグランド・サーバーのインストール ---------------------------------------------------------------- Windows NT 3.5X でバックグランド・サーバーをインストールするには、 下記の手順を行ってください: 1. IBM ServeRAID Device Drivers Diskette をディスケット・ドライブ に挿入して、次のように入力して IPSADM.EXE ファイルをハードディ スクにコピーします: COPY A:\NT\IPSADM.EXE C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.EXE 2. Enter を押します。 3. 次のように入力して IPSADM.ICO ファイルをハードディスクにコピー します: COPY A:\NT\IPSADM.ICO C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.ICO 4. Enter を押します。 5. プログラムを入れるグループを選択するか、新規グループを作成します。 例えば、「管理ツール」を開くか、「IPSADM 管理/モニター」という名 前のグループを新規作成します。 6. 「アイコン」をクリックして、「登録とグループの作成...」を選択しま す。 7. データ フィールドに、以下の情報を入力します。 タイトル: IPSRAID 管理/モニター コマンド ライン: C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.EXE 実行時のディレクトリ: C:\WINNT\SYSTEM32 8. 「アイコンの変更」をクリックして、情報ウィンドウで「OK」をクリッ クします。 9. 「アイコンの変更」ウィンドウで C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.ICO と入力する、 または、 「参照」をクリックして C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.ICO を選択します。 10. アイコンでの「OK」をクリックします。 11. プログラム プロパティでの「OK」をクリックします。 12. 管理/モニター プログラムにアクセスするには、新規アイコンをダブル クリックします。 2.40 Windows NT 4.0X でのバックグランド・サーバーのインストール ---------------------------------------------------------------- Windows NT 4.0X でバックグランド・サーバーをインストールするには、 下記の手順を行ってください: 1. IBM ServeRAID Device Drivers Diskette をディスケット・ドライブ に挿入して、次のように入力して IPSADM.EXE ファイルをハードディ スクにコピーします: COPY A:\NT\IPSADM.EXE C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.EXE 2. Enter を押します。 3. 次のように入力して IPSADM.ICO ファイルをハードディスクにコピー します: COPY A:\NT\IPSADM.ICO C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.ICO 4. Enter を押します。 5. 下記の手順で、新規プログラム ショートカットを作成します: a. デスクトップで右クリックして、「新規作成」、「ショートカッ ト」を選択します。 b. 「ショートカットの作成」ウィンドウで次のように入力します: C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.EXE c. 「次へ」をクリックします。 d. 「名前の指定」ウィンドウで、次のように入力します: IPSRAID 管理/モニター サーバー e. 「完了」をクリックします。 6. アイコン上で右クリックして、「プロパティ」をクリックし、「ショー トカット」をクリックします。 7. 「アイコンの変更」をクリックします。 8. 情報ウィンドウで「OK」をクリックします。 9. 「アイコンの変更」ウィンドウで次のように入力します: C:\WINNT\SYSTEM32\IPSADM.ICO 10. アイコンでの「OK」をクリックします。 11. プログラム プロパティでの「OK」をクリックします。 12. 管理/モニター プログラムにアクセスするには、新規アイコンをダブル クリックします。 ____________________________________________________________________ 3.0 NetWare 用デバイス・ドライバーのインストール _________________________________________________ この章には、NetWare 3.12 または 4.1X インストール中に ServeRAID デバイスドライバーをインストールする方法と、既に NetWare 3.12、4.1X または 5.0 がインストールされている場合に ServeRAID デバイス・ドライ バーをインストールする方法が記述されています。 NetWare 用の ServeRAID デバイス・ドライバーをインストールすると、 NetWare 用の管理/モニター プログラム・ファイルも自動的にインストール されます。 NetWare 4.1X および 5.0 用の ServeRAID デバイス・ドライバーをインス トールすると、NetWare 4.1X および 5.0 用のバックグランド・サーバー・ コンポーネント・ファイルも自動的にインストールされます。 NetWare 3.12 用バックグランド・サーバー・コンポーネントのインストー ルについては、セクション 3.30 の手順に従ってください。 3.10 NetWare 3.12 インストール中のファイルのインストール -------------------------------------------------------- NetWare 用デバイスドライバー IPSRAID.HAM は IBM ServeRAID Device Driver Diskette の NetWare ディレクトリにあります。 NetWare ディ レクトリに含まれている INSTALL.BAT を使用して、必要なファイルを サーバーのディレクトリにコピーすることができます。INSTALL.BAT ファイルは、必要な NetWare モジュールをロードするように STARTUP.NCF を更新します。 NetWare 3.12 のマニュアルと下記の手順に従って、NetWare 3.12 の イ ンストールの最中に、ServeRAID デバイス・ドライバー および 管理/ モニター プログラム・ファイルをインストールしてください。 1. コマンドプロンプトで次のように入力して、NetWare 用のディレク トリを作成します: md server.312 注: ここで、SERVER.312 はデフォルトの NetWare 3.12 ディレ クトリです。他のパスを使用する場合は、NetWare のインス トール中に同じパスを指定しなければなりません。 2. Enter を押します。 3. ハードディスクの SERVER.312 ディレクトリに移動して、IBM ServeRAID Device Driver Diskette をディスケット ドライブに挿 入します。 4. オペレーティング システムのプロンプトで、次のように入力します: a:\netware\install 注: ここで、a は ServeRAID ディスケットが挿入されているディ スケット・ドライブに割り当てられているドライブ文字です。 5. Enter を押します。画面に表示される指示に従って、ServeRAID デバ イス・ドライバー および プログラムのインストールを完了させます。 3.20 NetWare 3.12 インストール後のファイルのインストール --------------------------------------------------------- NetWare 用デバイスドライバー IPSRAID.HAM は IBM ServeRAID Device Driver Diskette の NetWare ディレクトリにあります。 NetWare ディ レクトリに含まれている INSTALL.BAT を使用して、必要なファイルを サーバーのディレクトリにコピーすることができます。INSTALL.BAT ファイルは、必要な NetWare モジュールをロードするように STARTUP.NCF を更新します。 NetWare 3.12 のマニュアルと下記の手順に従って、NetWare 3.12 の イ ンストールの後に、ServeRAID デバイス・ドライバー および 管理/ モニター プログラム・ファイルをインストールしてください。 1. IBM ServeRAID Device Driver Diskette をディスケット・ドライブ に挿入します。 2. NetWare 3.12 ディレクトリに移動するために次のように入力します: cd \server.312 注: ここで、SERVER.312 はデフォルトの NetWare 3.12 ディレ クトリです。他のパスを使用する場合は、インストール中に 同じパスを指定しなければなりません。 3. Enter を押します。オペレーテイング・システムのプロンプトで SERVER.312 ディレクトリから次のように入力します: a:\netware\install 注: ここで、a は ServeRAID ディスケットが挿入されているディ スケット・ドライブに割り当てられているドライブ文字です。 4. Enter を押します。画面に表示される指示に従って、ServeRAID デバ イス・ドライバー および プログラムのインストールを完了させます。 3.30 NetWare 3.12 用バックグランド・サーバー・コンポーネントの インストール --------------------------------------------------------------- NetWare 3.12 用バックグランド・サーバー・コンポーネントをインストー ルするには、下記の手順を行ってください。 1. IBM ServeRAID Device Driver Diskette をディスケット・ドライブに 挿入します。 2. デフォルトの NetWare 3.12 ディレクトリに移動するために次のように 入力します: cd \server.312 注: ここで、SERVER.312 はデフォルトの NetWare 3.12 ディレ クトリです。他のパスを使用する場合は、インストール中に 同じパスを指定しなければなりません。 3. Enter を押します。オペレーテイング・システムのプロンプトで SERVER.312 ディレクトリから次のように入力します: copy a:\netware\ipsadm.nlm 注: ここで、a は ServeRAID ディスケットが挿入されているディ スケット・ドライブに割り当てられているドライブ文字です。 4. Enter を押します。 ____________________________________________________________________ 3.40 NetWare 4.1x または 5.0 インストール中のファイルのインストール -------------------------------------------------------------------- NetWare 4.1X または 5.0 のマニュアルと下記の手順に従って、NetWare 4.1X または 5.0 の インストールの最中に、ServeRAID デバイスドライバー、 バックグランド・サーバー・コンポーネント および 管理/モニター プログ ラムをインストールしてください。 1. NetWare のマニュアルの指示に従って、インストールを開始します。 2. インストール・プロセス中に、"サーバー ドライバの選択 - ディス クドライバ" と表示されたら、IBM ServeRAID Device Driver Diskette をディスケット・ドライブに挿入します。 3. 「選択したディスク/LAN ドライバの追加選択あるいは変更」を選択 します。 4. IPSRAID が表示されている場合、「選択したドライバの選択解除」を 選択します。 5. 「追加ドライバの選択」を選択して、リストにないドライバーをイン ストールするために Ins (Insert) キーを押します。 6. F3 キーを押してパスを指定します。次のように入力します: NetWare 4.1x をインストールしている場合: a:\netware NetWare 5.x をインストールしている場合: a:\netware5 注: ここで、a は ServeRAID ディスケットが挿入されているディ スケット・ドライブに割り当てられているドライブ文字です。 7. ウィンドウに表示されたデバイス・ドライバーのリストから IPSRAID.HAM を選択して、Enter を押します。 注: IPSRAID.HAM および サポート・ファイルはシステム・ボリュ ーム にコピーされます。 8. 「OK」を選択して、既存のファイルを上書きします。 9. NetWare のマニュアルの指示に従って、インストールを完了させます。 3.40 Netware 4.1X または 5.0 インストール後のファイルのインストール -------------------------------------------------------------------- 1. サーバーのコンソールで次のように入力して、NetWare インストー ル・ユーティリティを開始します: load install 2. Enter を押します。 3. IBM ServeRAID Device Driver Diskette をディスケット・ドライブ に挿入します。 4. 「インストールオプション」リストから「ドライバオプション」を 選択します。 5. 「ドライバオプション」ポップアップ・ウィンドウから「ディスク および記憶デバイスのドライバの設定」を選択します。 6. 「追加ドライバに対する操作」ポップアップ・ウィンドウから「追 加のドライバの選択」を選択します。 7. 次の画面が表示されたら、リストにないドライバーをインストール するために Ins (Insert) キーを押します。 8. 次の画面が表示されたら、別のパスを指定するために F3 キーを押 します。 9. 「ディレクトリパスの指定」フィールドに次のように入力します: NetWare 4.1x をインストールしている場合: a:\netware NetWare 5.x をインストールしている場合: a:\netware5 10. 「インストールするドライバの選択」プロンプトが表示されたら、 IPSRAID.HAM を選択します。 11. 「ドライバ IPSRAID.HAM をコピーしますか?」と表示されたら、 「YES」を選択します。 12. 「サーバーのブートパスを指定」と表示されたら、次のように入力 します: c:\nwserver 注: a. この説明では NetWare がデフォルトのディレクトリにインスト ールされていると仮定しています。NetWare が C ドライブの NWSERVER ディレクトリにインストールされていない場合は、ス テップ 12 で適切なパスを入力してください。 b. インストールするファイルが既にサーバーに存在する場合、 NetWare は既存のファイルを保管するかどうか聞いてきます。 既存のファイルを保管する必要はありませんが、保管しておい た方が良い場合もあります。 13. インストール・プログラムがすべてのファイルをコピーした後、 「ドライバ IPSRAID のパラメータ操作」画面からパラメータ (ServeRAID のスロット番号など)を編集することができます。 14. パラメータの編集後、「パラメータを保存し、ドライバをロード」 を選択して、ServeRAID デバイス・ドライバーをロードします。 15. Esc を押して、インストール画面を終了します。 注: スタートアップ時に自動的に ServeRAID デバイス・ドライバー をロードさせる場合は、適切な LOAD コマンド (例、"load ipsraid.ham slot=1") を NetWare スタートアップ・コマンド・ ファイル (通常は C:\NWSERVER\STARTUP.NCF) に追加する必要が あります。 4.0 OS/2 用デバイス・ドライバーのインストール ______________________________________________ この章には、2 通りの ServeRAID デバイス・ドライバーのインストール 方法が記述されています: 一つは OS/2 のインストール中に使う方法で、 一つは既に OS/2 がインストールされているときに使う方法です。 OS/2 用 ServeRAID デバイス・ドライバーをインストールすると、OS/2 用 管理/モニター プログラム・ファイル および バックグランド・サーバー・ コンポーネントも自動的にインストールされます。 4.10 OS/2 インストール中のファイルのインストール ------------------------------------------------- OS/2 Warp Server のインストール中に、ServeRAID デバイス・ドライ バー および 管理/モニター プログラム・ファイルをインストールする には、下記の手順を行ってください。 注: これらのファイルを書込みポリシーが ライトバック に設定され ている論理ドライブにインストールする場合、CTRL-ALT-DEL を押してくださいと表示されたときは、少なくとも 10 秒待って から実際にキーを押してください。10 秒以上待つことにより、 ServeRAID アダプター または コントローラはすべての ダーテ ィー・キャッシュ・ページをハードディスクに書き込むための時 間をもつことができます。 OS/2 インストール中に ServeRAID ファイルをインストールするには、 下記の手順を行ってください: 1. OS/2 Warp ディスケット 1 のコピーを作成し、"OS/2 ディスケット 1 のコピー" と書いたラベルを貼ります。 2. IPSRAID.ADD ファイルを IBM ServeRAID Device Driver Diskette から今作成した "OS/2 ディスケット 1 のコピー" に コピーしま す。 十分なスペースが無い場合、インストールに必要のないファイル (CD-ROM や SCSI のデバイスドライバーなど) を削除します。また、 CONFIG.SYS ファイルから削除したデバイスドライバーに関係のあ る行も削除します。 3. "OS/2 ディスケット 1 のコピー" の CONFIG.SYS ファイルを編集し て、以下の行を追加します: BASEDEV=IPSRAID.ADD SET COPYFROMFLOPPY=1 4. OS/2 をインストールします。ディスケット 1 を挿入するように表示 されたら、今作成した "OS/2 ディスケット 1 のコピー" を使用しま す。 5. OS/2 のインストール完了後、IBM ServeRAID Device Driver Diskette を挿入します。 6. OS/2 ウィンドウ表示 から次のように入力します: a: 注: ここで、a は ServeRAID ディスケットが挿入されているディ スケット・ドライブに割り当てられているドライブ文字です。 7. Enter を押します。次のように入力します: ddinstal 8. Enter を押します。 OS/2「デバイスドライバーのインストール」ウィンドウが表示され、 ソースと宛先のドライブを指定するように指示されます。ソース ディ レクトリは IBM ServeRAID Device Driver Diskette を挿入したディ レクトリです。宛先ディレクトリはデバイス・ドライバー・ファイル がコピーされるディレクトリです。 9. 「インストール」をクリックします。 o プログラムは下記の ServeRAID デバイス・ドライバー および プログラム・ファイルを ハード・ディスクの OS/2 サブディレ クトリにコピーします: IPSRAID.ADD, IPSADM.EXE, IPSRADM.EXE o プログラムは ServeRAID IPSRADM.HLP ヘルプ・ファイルを \OS2\HELP ディレクトリにコピーします。 10. CONFIG.SYS を編集して、BASEDEV=IPSRAID.ADD という行が一つしか ないことを確認します。 注: -- A. システムに 2 個以上の ServeRAID または SCSI アダプターが存在 する場合 CONFIG.SYS の中で、始動(ブート)装置の制御をするアダ プター用の BASEDEV 行が、他の ServeRAID または SCSI アダプタ ー用の BASEDEV 行よりも前にあることを確認してください。 B. サービスパックのインストール後は、IPSRAID.ADD デバイスドライ バーのパスをチェックして、正しいデバイスドライバーがインスト ールされていることを確認してください。 11. サーバーを再始動します。 4.20 OS/2 インストール後のファイルのインストール ------------------------------------------------- OS/2 Warp Server のインストール後に、ServeRAID デバイス・ドライ バー および 管理/モニター プログラム・ファイルをインストールする には、下記の手順を行ってください。 OS/2 インストール後に ServeRAID ファイルをインストールするには、 下記の手順を行ってください: 1. OS/2 のインストール完了後、IBM ServeRAID Device Driver Diskette を挿入します。 2. OS/2 ウィンドウ表示 から次のように入力します: a: 注: a. ここで、a は ServeRAID ディスケットが挿入されているディ スケット・ドライブに割り当てられているドライブ文字です。 b. これらのファイルを書込みポリシーが ライトバック に設定され ている論理ドライブにインストールする場合、CTRL-ALT-DEL を押してくださいと表示されたときは、少なくとも 10 秒待って から実際にキーを押してください。10 秒以上待つことにより、 ServeRAID アダプター または コントローラはすべての ダーテ ィー・キャッシュ・ページをハードディスクに書き込むための時 間をもつことができます。 3. Enter を押します。次のように入力します: ddinstal 4. Enter を押します。 OS/2「デバイスドライバーのインストール」ウィンドウが表示され、 ソースと宛先のドライブを指定するように指示されます。ソース ディ レクトリは IBM ServeRAID Device Driver Diskette を挿入したディ レクトリです。宛先ディレクトリはデバイス・ドライバー・ファイル がコピーされるディレクトリです。 5. 「インストール」をクリックします。 o プログラムは次の ServeRAID デバイス・ドライバーの行を CONFIG.SYS ファイルに追加します: BASEDEV=IPSRAID.ADD o プログラムは下記の ServeRAID デバイス・ドライバー および プログラム・ファイルを ハード・ディスクの OS/2 サブディレ クトリにコピーします: IPSRAID.ADD, IPSADM.EXE, IPSRADM.EXE o プログラムは下記の ServeRAID ヘルプ・ファイルを \OS2\HELP ディレクトリにコピーします: IPSRADM.HLP 6. CONFIG.SYS を編集して、BASEDEV=IPSRAID.ADD という行が一つしか ないことを確認します。 注: -- A. システムに 2 個以上の ServeRAID または SCSI アダプターが存在 する場合 CONFIG.SYS の中で、始動(ブート)装置の制御をするアダ プター用の BASEDEV 行が、他の ServeRAID または SCSI アダプタ ー用の BASEDEV 行よりも前にあることを確認してください。 B. サービスパックのインストール後は、IPSRAID.ADD デバイスドライ バーのパスをチェックして、正しいデバイスドライバーがインスト ールされていることを確認してください。 7. サーバーを再始動します。 4.30 管理/モニター プログラムの始動 ------------------------------------ OS/2 版 ServeRAID 管理/モニター プログラムを始動するには、下記の 手順を行ってください: 1. ハードディスク ドライブの OS/2 サブディレクトリに移動して、 次のように入力します: "ipsradm" /lf=d:\path\logfile 注: a. 入力したパスが既に存在していることを確認してください。 プログラムはパスを作成しません。 b. プログラムは ログファイル にメッセージを記録します。 c. /lf パラメータを省略した場合、プログラムは OS2 サブディレ クトリに IPSRADM.LOG というデフォルトのファイルを作成し、 プログラムのメッセージを記録します。 2. Enter を押します。 3. OS/2 に IPSADM を定義するには、次のステップを行ってください: a. OS/2 デスクトップで「テンプレート」フォルダーを開きます。 b. 「プログラム テンプレート」をデスクトップにドラッグしま す。「プログラム - 設定」ウィンドウが表示されます。 c. 「プログラム」タブの「パスおよびファイル名」フィールドに 次のように入力します: c:\os2\ipsradm.exe d. 「パラメーター」フィールドに次のように入力します: /lf=d:\path\logfile e. 「一般」タブの「タイトル」フィールドに次のように入力しま す: ServeRAID ____________________________________________________________________ 5.0 見つかっている問題・現象 _____________________________ 1. OS/2 用管理/モニター・プログラムを使用して、論理ドライブ情報を 表示すると、2000年以降に作成された論理ドライブの場合、正しくな い年を表示してしまいます (例えば、2000年 が 100)。この問題は表 示上の問題で、機能的な障害はありません。 ____________________________________________________________________ 6.0 商標および特記事項 ______________________ 下記の用語は、米国 および その他の国における IBM Corporation の 商標です: IBM HelpCenter Netfinity OS/2 ServeRAID Microsoft、Windows および Windows NT は Microsoft Corporation の商標 または登録商標です。 その他の 会社、製品 およびサービス名は、他社の商標 または サービス マークです。 THIS DOCUMENT IS PROVIDED "AS IS" WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND. IBM DISCLAIMS ALL WARRANTIES, WHETHER EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED WARRANTIES OF FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND MERCHANTABILITY WITH RESPECT TO THE INFORMATION IN THIS DOCUMENT. BY FURNISHING THIS DOCUMENT, IBM GRANTS NO LICENSES TO ANY PATENTS OR COPYRIGHTS. Note to U.S. Government Users -- Documentation related to restricted rights -- Use, duplication or disclosure is subject to restrictions set forth in GSA ADP Schedule Contract with IBM Corp.