補足説明:かならず最後までお読みください ========================================================================== (C) Copyright IBM Corp. 1998 ========================================================================== 【ソフト名】 IBM ThinkPad 560 システムROM アップデート・ユーティリティー V1.20 (システム・プログラム・サービス・ディスケット) 【登 録 名】 I0JT130.EXE 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社 【対応機種】 ThinkPad 560 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている 人には営利を伴わない形態であれば自由です。 2)以下の禁止事項は守って下さい。 −他のネットワークへの転載。 −ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。          −雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。 【導入方法】作成したディスケットで起動し、メイン・メニューの 1.操作上の注意を お読みください。 ***************************** この補足説明を、印刷、保存、メモをとる等して、導入方法とその 他の確認をしてください。 ***************************** ========================================================================== 【ディスケット作成方法】 −はじめに−  この補足説明をよくお読みになった上で、「I0JT130.EXE」をハードディスクの適 当なディレクトリにダウンロードしてください。  フォーマット済みの「2HD 1.44MB」のディスケットを1枚用意してください。  ダウンロードファイル名を『I0JT130.EXE』として下さい。 1.用意したディスケットを「Aドライブ」に挿入してください。 2.DOSプロンプトを開きます。  [例] Windows95/98/NT4 の場合   「スタート」ボタンをクリックし、「プログラム」->「MS-DOSプロンプト」 3.ダウンロードしたファイルのあるディレクトリへ移動します。   [例] 「E」ドライブのディレクトリ「DOWNLOAD」にある場合   以下のようにキーボードで入力します   C:\WINDOWS>E: [Enter]   E:\>cd \DOWNLOAD [Enter] 4.以下のようにキーボードで入力し、ファイルを解凍します。 E:\DOWNLOAD>I0JT130.EXE [Enter]   I0JT13.EXE   I0JT131.DAT   I0JT13.TXT のファイルが作成されます。 5.以下のようにキーボードで入力し、画面の指示に従いドライバーディスケット   を作成をしてください。 E:\DOWNLOAD>I0JT13.EXE A: [Enter] ========================================================================== 【ファイル紹介】  IBM ThinkPad 560  システム・プログラム・サービス・ディスケット バージョン 1.20 ハード・ディスク・パスワードが、ThinkPad560に新しく追加されました! 注意!!! *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* * ハード・ディスク・パスワードは忘れないでください! * *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* * パスワードを書き出して安全な場所に保管してください。 * * ハード・ディスク・パスワードを忘れた場合、パスワードを * * リセットしたり、ハード・ディスクのデータを回復する方法は * * ありません。IBM特約店も、IBM販売代理店もハード・ * * ディスク・ドライブを使用可能にすることはできません。 * *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* 「ハード・ディスク・パスワード」の章に詳しい情報があります。 このディスケットについて ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使って ThinkPad本体内に収められたシステム・プログラムを更新することで、 問題の解決や機能の追加、拡張といった変更を行うことができます。 次のモデルが対象となります。   ThinkPad 560 システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、 「問題修正/更新の概要」の章を参照してください。  システム・プログラムを更新するには、  「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ディスケット・リリース情報 (日本で未リリース分も含みます)  ディスケット  バージョン   内容  1.00    問題修正サービス  1.01    問題修正サービス  1.04    新機能のサポートと問題修正サービス  1.05    問題修正サービス  1.06    問題修正サービス  1.07    新機能のサポート  1.10    問題修正サービス  1.11    問題修正サービス  1.20 Windows98サポート −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問題修正/更新の概要   (参考)    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。    [新]は新機能または機能の拡張を示します。 以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々の バージョンで修正されました。 [1.00] −サスペンドの状態からリジュームしない場合がある。 −ACアダプター使用時に、液晶ディスプレイを閉じたりサスペンドしたり  して、LCDのバックライトが消え、次にバックライトがつく時に、  ディスプレイの明るさが半減してしまう。 −DSTNモデルで、CMOSのエラーを検出した場合に、Easy−  Setupの画面がみだれることがある。 −Easy−SetupのPasswordメニューの画面でExitの文字が 表示されない場合がある。 −Easy−Setupメニューのシリアル番号の後に不要な文字が表示される 場合がある。 −ハイバネーション状態の前後でシステム構成が異なっていないにもかかわらず POSTエラー195が表示されてしまう場合がある。 −PS2?HFILEと入力した時に、現在の設定の値に???が表示されてしまう 場合がある。 −サスペンドモードからハイバネーションモードに入る場合、ハイバネーション するのが遅い。 −自動でリジュームする場合、キーボードにさわらなくてもパスワードアイコン が表示されてしまう場合がある。 −素早く、リジュームパスワードを入力するとサスペンド前の画面が正しく表示 されない場合がある。 [1.01] −サスペンドモードが連続して2回呼び出されると、サスペンド・エラーとなる 場合がある。 [1.04] −[新]ハード・ディスク・パスワードのサポート。 詳しい説明は、「ハード・ディスク・パスワード」の章にあります。 −[新]APM1.2のサポート。 −次の条件が満たされると、データの一部(8KB)が上書きされ、失われる。   −ハイバーネーションが使用されている。   −ハードディスク・ドライブの最終シリンダにデータがある。   −Fn−F12キー、あるいはカスタマイズされたパワー・マネージメント・ オプションによって、ThinkPadが実際にハイバーネーション・ モードに入る。 注意:この障害は、ハイバーネーション・ファイルを作成しただけでは発生しません。 実際にThinkPadがハイバーネーション・モードに入った場合にのみ 発生します。 2.1GBのハードディスク・ドライブのみでこの障害が起こります。    現在IBMから出荷されているほかのハードディスクでは発生しません。 −Typematic Rate(キーボードのリピート速度)値が  ハイバーネーション・モードから復帰したときにリセットされる。 −ESSオーディオの入出力アドレスを省略時の値の220Hから240Hに 設定変更し、Easy-Setupメニューのオーディオのテストを実行すると、 問題がない場合にも「150-31エラー」というメッセージが表示されてしまう。 [1.05] −32MB EDO SO DIMMメモリー増設し、バッテリーから使用している 場合、システムの動作が不安定になることがある。 [1.06] −バックタブ・キー入力で、左Shiftキーを押しながらTabキーを押した後、 Tabキーだけを離すと、あたかもTabキーが押され続けたかのような誤作動 をすることがある。 [1.07] − [新]IBM 4GB/5GBディスク・パックのサポート [1.10] − 電源をオンした直後の始動テスト中に、まれに画面にノイズが発生することが ある。 − ThinkPadをバッテリーで使用している時に、まれにシステムがハング することがある。 [1.11] − 電源をオンしてPasswordを入力した後に、正しくKey入力されない ことがある。 [1.20] Windows98サポート ハード・ディスク・パスワード    (新しい機能) ============== (この機能は97年2月5日付けBIOSまたはそれ以降のもので使用可能です。) ハード・ディスク・パスワードは、ThinkPad560に新しく追加された機能 です。 ハード・ディスク・パスワードは、取外し可能なハード・ディスク・ドライブに 格納された情報の保護に役立ちます。ハード・ディスクをThinkPadから 取り外しても、ハード・ディスク・パスワードがなければ、そこに格納された 情報にアクセスできません。 ThinkPadの電源を入れると、ハード・ディスク・パスワード・プロンプトが 画面に表示されるので、パスワードを入力します。 注:ハード・ディスク・パスワードは、ハード・ディスク・ドライブに格納され、 始動パスワードは、ThinkPadの不揮発メモリーに格納されています。 レジューム機能でのハード・ディスク・パスワードの使用: ハード・ディスク・パスワードを設定すると、プリセット・タイムアウトまたは 着信呼出しによってレジューム機能はアクティブになりません。 ハード・ディスク・パスワードと一緒にレジューム機能を使用するには、 始動パスワードとハード・ディスク・パスワードに同じパスワードを設定します。 注意 ********************************** *ハード・ディスク・パスワードを始動パスワードと一緒に使用する: *ハード・ディスク・パスワードを始動パスワードと同時に使用できます。 *ThinkPadの電源を入れると、最初に始動パスワード・プロンプトが *表示され、次にハード・ディスク・パスワード・プロンプトが画面に表示されます。 *正しいパスワードを入力します。ハード・ディスク・パスワードを始動パスワード *と同じに設定すると、始動パスワード・プロンプトだけが画面に表示されます。 *正しいパスワードを入力します。ハード・ディスク・パスワード・プロンプトは *表示されません。 ************************************* ハード・ディスク・パスワードの設定 ハード・ディスク・パスワードの設定手順は次のとおりです。 1 Easy−Setupを始動し、「Password」を選択します。 Easy−Setupを始動するには、F1キーを押しながら、 ThinkPadの電源をオンにします。 2 「HDD」をクリックします。   注:ユーザーズ・ガイドには、「Power−On」アイコンについてだけ 説明がありますが、「HDD」アイコンも「Power−On」 アイコンと同じパネルに表示されます。 3 ハード・ディスク・パスワードを入力して、Enterキーを押します。   7文字以内の任意の文字の組み合わせを使用できます。任意の文字と数字 (AからZ、0から9、すべて半角)を組み合わせて使用してください。 大文字と小文字(たとえばAとa)は区別されません。   注:間違ったキーを入力した場合は、Backspaceキーで消去してから、 正しいキーを入力します。 4 確認のためもう一度ハード・ディスク・パスワードを入力してから、 Enterキーを押します。 *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* * ハード・ディスク・パスワードは忘れないでください! * *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* * パスワードを書き出して安全な場所に保管してください。 * * ハード・ディスク・パスワードを忘れた場合、パスワードを * * リセットしたり、ハード・ディスクのデータを回復する方法は * * ありません。IBM特約店も、IBM販売代理店もハード・ * * ディスク・ドライブを使用可能にすることはできません。 * *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* 一度設定したハード・ディスク・パスワードをEasy-Setupから変更したり 消去することはできません。パスワードの変更や消去は、ThinkPadの電源を オンにしたときに表示されるパスワード・プロンプトで行ってください。 「ハード・ディスク・パスワードの変更」または「ハード・ディスク・パスワードの消去」 を参照してください。 ハード・ディスク・パスワードの入力 ハード・ディスク・パスワードを設定する場合、次の時点でハード・ディスク・ パスワード・プロンプトが表示されます。 − ThinkPadの電源をオンにしたとき − ThinkPadがサスペンドまたはハイバーネーション・モードから通常の 動作に戻ったとき。 パスワード・プロンプトが画面の左上の隅に表示されたら、次のようにします。 1 ハード・ディスク・パスワードを入力します。 − キーを押すたびに、・・・の記号が表示されます。 − パスワードを入力するときは指をキーからすばやく離すようにしてください。 1つのキーを長く押し続けると、同じ文字が繰り返し入力されてしまいます。 注:パスワードを入力した後で、スペースキーを押さないでください。 このキーを押すと、パスワードが消去されます。 2 Enterキーを押します。 − 正しいパスワードを入力すると、OKと表示され、ThinkPadは通常の 動作を開始します。 − 誤ったパスワードを入力すると、Xが表示されます。ただしパスワードを 入力してください。 パスワードを3回間違えた場合は、ThinkPadの電源をオフにして5秒以上 待ってから、電源をオンにして入力し直してください。 ハード・ディスク・パスワードの変更 ハード・ディスク・パスワードの変更手順は、始動パスワードと同じに設定 されているかどうかにより異なります。 ハード・ディスク・パスワードが始動パスワードと同じ場合: 1 ユーザーズ・ガイドの「始動パスワードの消去」の手順にしたがって、 パスワードを消去します。 この操作は、ハード・ディスク・パスワードと始動パスワードの両方を消去します。 2 Easy−Setupで、新しいハード・ディスク・パスワードを設定します。 「ハード・ディスク・パスワードの設定」の手順を参照してください。 3 始動パスワードが必要な場合は、Easy−Setupで設定します。 ハード・ディスク・パスワードと始動パスワードが異なる場合、 または始動パスワードが設定されていない場合: 1 ThinkPadの電源をオフにし、5秒以上待ってから、もう一度 オンにします。 2 始動パスワードを設定している場合、これを入力してから、Enterキーを 押します。 3 ハード・ディスク・パスワード・プロンプトが表示されたら、現在のハード・ ディスク・パスワードを入力します。次に、スペースキーを押します。 4 新しいパスワードを入力し、スペースキーを押します。 使用できるのは7文字までです。 5 確認のためもう一度新しいパスワードを入力してから、Enterキーを 押します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− これらの手順は、次のようにまとめることができます。 現在のパスワード(スペース)新パスワード(スペース) 新パスワード(Enter) *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* * ハード・ディスク・パスワードは忘れないでください! * *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* * パスワードを書き出して安全な場所に保管してください。 * * ハード・ディスク・パスワードを忘れた場合、パスワードを * * リセットしたり、ハード・ディスクのデータを回復する方法は * * ありません。IBM特約店も、IBM販売代理店もハード・ * * ディスク・ドライブを使用可能にすることはできません。 * *−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−* ハード・ディスク・パスワードの消去 ハード・ディスク・パスワードの消去手順は、始動パスワードと同じに設定されて いるかどうかにより異なります。 ハード・ディスク・パスワードが始動パスワードと同じ場合: 1 ユーザーズ・ガイドの「始動パスワードの消去」手順に従って、パスワードを 消去します。 この操作は、ハード・ディスク・パスワードと始動パスワードの両方を削除します。 2 始動パスワードが必要な場合は、Easy−Setupで設定します。 ハード・ディスク・パスワードが始動パスワードが異なる場合、 または始動パスワードが設定されていない場合: 1 ThinkPadの電源をオフにし、5秒以上待ってから、もう一度 オンにします。 2 始動パスワードを設定している場合、これを入力してから、Enterキーを 押します。 3 ハード・ディスク・パスワード・プロンプトが表示されたら、現在のハード・ ディスク・パスワードを入力します。次にスペースキーを押します。 4 Enterキーを押します。 これらの手順は、次のようにまとめることができます。 現在のパスワード(スペース)(Enter) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 商標  * IBM、ThinkPad は IBM Corp.(米国)の商標です。 * MicrosoftおよびWindowsは、Microsoft Corporationの商標です。 ==========================================================================  ドライバーの作成ダウンロードがどうしてもうまく行かない・または不安 があるお客様は、PC DOCKにてドライバーをお分けしております。(有償)  ドライバーの作成後、そのアップデートに自信がない方は、PC DOCKにて作業を お承ります。(有償) ========================================================================== ダウンロードファイル名を『I0JT130.EXE』として下さい。